2019-05-22 第198回国会 衆議院 農林水産委員会 第14号
さらに、我が国の世界最高水準のグルテン検出技術を活用いたしましたノングルテン米粉と表示する基準ですとか、菓子用、パン用、麺用等の米粉の用途別基準を策定するなど、制度の整備にも取り組んできたところでもございまして、こういった支援を通じて、日本産の米粉の生産を拡大をしてまいりたいと思いますし、さらに、水田の農業経営の安定化も図ってまいりたいと存じます。
さらに、我が国の世界最高水準のグルテン検出技術を活用いたしましたノングルテン米粉と表示する基準ですとか、菓子用、パン用、麺用等の米粉の用途別基準を策定するなど、制度の整備にも取り組んできたところでもございまして、こういった支援を通じて、日本産の米粉の生産を拡大をしてまいりたいと思いますし、さらに、水田の農業経営の安定化も図ってまいりたいと存じます。
そんな中で、米粉は新たな米の需要拡大に期待ができる分野だというふうに考えておりますし、ノングルテン米粉は、アメリカや欧州を中心に世界のグルテンフリー市場が順調に拡大していて、来年には日本円で約一兆円に達する見込みというふうに聞いているところでございます。平成二十九年には日本米粉協会が設立されて、福井のJA五連会長である田波氏が会長代理にも就任されたところであります。
このため、農林水産省におきましては、東京二〇二〇組織委員会と連携しながら、選手村などへの米粉製品の円滑な提供をサポートするとともに、訪日外国人に対しまして、欧米のグルテンフリー表示よりも厳しく、我が国の世界最高水準のグルテン検出技術を活用したノングルテン米粉のPRを行うなど、東京オリンピック・パラリンピック大会も契機に、日本産米粉の需要拡大に積極的に取り組んでまいりたいというふうに考えております。